自動車任意保険

任意保険の解約

解約手続きのイメージ

自賠責保険以外の保険は任意保険であり、各保険会社の管轄になっています。 ですから廃車後に返金が可能かどうかは各保険会社に問い合わせる必要があります。 手間がかかるように思うかもしれませんが、早めに解約をして少しでも返金額を増やす ようにしましょう。 廃車に伴い自動車任意保険を解約をすれば、保険会社の規約に基づいた計算方法で保険料の 返金が行われます。 廃車にする日が決まっているのであればあらかじめ保険会社に連絡しておくことで、 その日を解約日とすることができ日数的にロスがなくなります。 廃車したにもかかわらず解約の連絡を保険会社にしなければいつまで経っても契約している ことになりますので、忘れずに早めに解約の旨を伝えましょう。

長期間自動車を運転しない場合

入院や海外出張などの都合で、自動車を廃車(抹消登録)して長期間運転しない場合も あります。 その場合には加入している自動車任意保険会社に連絡し、解約の手続きを行いましょう。 そこで中断手続きを行い中断証明書を発行してもらえば、ノンフリート等級(割引率)は 通常5年間、場合によっては10年間そのままの割引率を引き継ぐことが可能です。 これは他の保険会社間でも引き継ぐことができますが、中断証明書を紛失した場合には 再発行はできなくなりノンフリート等級を引き継ぐことができなくなりますので、 大切に保管しておきましょう。 この手続きをしないと自動車に乗らない期間も保険料を支払い続けることになってしまいます。

車の乗り換え時

ノンフリート等級が1~5等級の人の場合はデメリット契約となり、その後13ヶ月間 空けなければ6等級に戻ることはありません。 13ヶ月間自動車任意保険に加入しなければ再び6等級からスタートできますので、 廃車のタイミングと合わせると6等級に戻しやすいかもしれません。 また廃車後すぐに新しく自動車を購入する場合は、契約自動車となる被保険自動車に変更が 生じることになりますので、加入している自動車任意保険に連絡しなければなりません。 この通知義務を怠ると、新たな車で事故を起こしてしまった場合に保険がきかなくなって しまいます。 廃車にした後、次の自動車の購入が数ヵ月後になる場合でも一旦解約して再び加入するよりも そのまま解約しないほうが得になる場合もありますので、保険会社に相談してみましょう。